20240208

20240208

本日の出荷情報をお知らせいたします。
●高菜⑤
●子持ち高菜②
●ほうれん草「赤根」②
●小ネギ「竹千代」③

【コラムの続き】
ヨトウムシは防除対策を取らないと収穫が皆無となるほどの被害となるため、無農薬栽培で最も大きな難関の一つです。殺虫剤を使用すれば簡単に防除できますが、無農薬栽培では色々な対策を講じる必要があります。
(1)微生物資材(BT剤)
バチルス・チューリンゲンシス(BT)という微生物(細菌)は休眠状態の芽胞という形態を取る時に結晶性の殺虫性タンパク質を作ります。この殺虫性タンパク質はアルカリ性の環境下で毒素が発現され、酸性状態では分解されて無害となります。BT剤はこのBT菌の芽胞を精製して粉状にして商品化されています。
ヨトウムシなどの昆虫の消化管内はアルカリ性で、BT菌の芽胞を葉と共に摂取すると体内でBT毒素が発現され、腸管組織が破壊されて下痢状態となって死に至ります。一方、哺乳類の胃は酸性のためBT毒素は分解されて無害となり、人を含めた哺乳類への高い安全性が確認されており、有機JAS認証でも使

20240207

20240207

本日の出荷情報をお知らせいたします。
●チンゲン菜花「花賞味」②【初出荷】
チンゲン菜の菜花は最高級と言われていますが,市場流通がほとんどありません。茎もみずみずしく柔らかく甘味があり,青臭さがなく菜花の甘さが引き立ちます。定番のお浸し,胡麻和えに加えて,ベーコン・豚肉炒めはお薦め。
●ほうれん草「赤根」⑭
10月に種子を蒔いて、じわじわと成長し、寒さにあたって甘味がのってきました(まさに寒締めホウレンソウです)。山形県の農家が在来品種を品種改良したもので、根が赤い昔ながらの甘いほうれん草です。えぐみが少なく、独特の甘さ、味の濃さが特徴で、糖度が12~14度。「野菜ソムリエサミット2013」で食味評価の1位!生でもOK!
●ほうれん草「ミラージュ」③
ビニールトンネルで暖かくして栽培しました。第60回全日本野菜品種審査会一等特別賞受賞!有機質豊富な完熟堆肥土壌で栽培したので,葉色が濃くてアクが少なく,サラダでも食べられるほうれん草です。「赤根」との比較も面白いです。
●小ネギ「竹千代」⑬
●わさび菜③
●高菜➅
●子持ち高菜⑧
●芽キャベツ③

20240206

20240206

本日の出荷情報をお知らせいたします。
●小ネギ「竹千代」④
●高菜①

【コラムの続き】
害虫の中で大きな影響を及ぼすものが「ヨトウムシ」と「アブラムシ」です。いずれも多犯性害虫(作物を問わず何でも食害する害虫)で、健全な生育をしていても関係なくヨトウムシはバリバリと葉を食べてくれますし、アブラムシは気を許すと知らない間に大繁殖し、無農薬栽培を行う上で最も注意が必要な害虫です。
「ヨトウムシ」
ハスモンヨトウ、ヨトウガ、シロイチモジヨトウ、ツマジロクサヨトウなどの総称で、多食性でイネ科以外の植物は何でも食害します。一度に数十~数百個の卵を産み、夜間に活動することから「夜盗虫」と言われます。5~6回の脱皮を繰り返して土中で蛹になり、羽化して数㎝の蛾になります。親の蛾も幼虫も光が苦手で、もっぱら夜間に活動します。終令幼虫は数㎝と大きく、昼間は土中に潜っているため殺虫剤が効きにくく、卵から羽化直後の幼虫の段階で防除する必要があり、難防除害虫の一つです。春と秋に大繁殖するため、葉菜類が食害され、一晩でレタス1枚を食べ尽くします。

20230825

20230825

おはようございます。福井農園です。
暑い暑いと言いながら、7月下旬からの38℃超えの猛烈な暑さとは幾分違うような気がします。
夏野菜のうちのいくつかは終盤をむかえて、秋野菜へと切り替えの時期がやってきました。
完熟有機堆肥を入れて土作りをしながら畝立て作業の毎日が始まります。
9月から10月は野菜の大害虫のヨトウムシ(夜盗虫)の大発生の時期をむかえるため、防虫ネットと交尾阻害フェロモンでの対応が不可欠となり、微生物資材のBT剤(Bacillus thuringiensis)も複合して対応いたします。
本日の出荷情報をお知らせいたします。
●枝豆「黒頭巾」②【初出荷】
丹波の黒豆の血統を受け継ぐ京野菜の枝豆「黒頭巾」。たっぷりの熱湯で8分(固め)~10分(柔らかめ)茹でて,冷ましてから食べて下さい。薄皮が少し黒ずんでおり,香りと甘さは抜群です。
●ネギニラ「なかみどり」⑥
●大葉シソ⑮
●イタリアナス「カプリス」②
●ピーマン「タネなっぴー」②
●サラダ空芯菜「なつサラダ」⑦
●モロヘイヤ⑧
●オクラ「ダビデの星」②
●島らっきょう①

20230818

20230818

おはようございます。福井農園です。
3週間を超える干ばつの影響がジワリジワリと出始めています。おんさい広場の出荷量も例年に比べて少ないようです。福井農園に隣接する岐阜市老人健康農園のユーザーの畑でも夏野菜の栽培を早々と諦めて秋野菜に期待する方々も出始めました。
福井農園では有機堆肥をどっさりと施用していますので、幸いにもそれほど生育は悪くはありませんが、台風の大雨の影響もあり、いくらか出荷量が少なくなり始めました。
本日の出荷情報をお知らせいたします。
●ネギニラ「なかみどり」⑤
夏バテにはネギニラ!元気百倍です。ビタミンA、鉄分、リン、繊維質、糖質の含有量が多く、ビタミンAはニラの3倍、鉄分は2倍です。
●サラダカボチャ「コリンキー」(完熟)①
フライパンでソテーしてスライスチーズと黒胡椒で仕上げ。
●ピーマン「バナナクリーム」②
甘みを感じる鮮やかなクリーム色のピーマン。苦みはなく、ピーマン嫌いのお子様も。
●オクラ「ヘルシエ」①
ネバネバ成分が3倍!
●オクラ「ダビデの星」③
●キュウリ「夏すずみ」③
●キュウリ「加賀太胡瓜」①
●サラダ空芯菜④
●モロヘイヤ④
●ミニ冬瓜②

20230819

20230819

本日の出荷情報をお知らせいたします。
●ネギニラ「なかみどり」⑭
昨日の出荷分は午前中に完売いたしました。ビタミンA、鉄分、リン、繊維質が豊富で、夏バテ防止にはネギニラが最高です。是非ご賞味ください。
●大葉シソ⑫
シソの香りは食欲向上効果!冷や麦・素麺には不可欠。ペペロンチーノにも!
●トマト「ほれまる」①
ようやく6月に植えた苗からの初収穫です。
●空芯菜⑫
ごま油と豚肉で炒め物。豚肉のビタミンB1は疲労回復効果、ビタミンB12は睡眠のリズムを整えてくれる効果。
●サラダ空芯菜「なかみどり」⑨
βカロテンはホウレンソウ以上でを免疫力の向上。ビタミンB1とビタミンB2は糖質の代謝と夏バテの疲労回復。
●モロヘイヤ⑦
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、葉酸、食物繊維が豊富で、ネバネバ成分は腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を改善。
●オクラ「ヘルシエ」①
●オクラ「ダビデの星」③
●バターナッツ⑤
●ミニ冬瓜「姫冬瓜」⑤

20230726

20230726

本日の出荷情報をお知らせいたします。
●大葉シソ⑩
●トマト「ほれまる」⑨
●キュウリ「デコQ・夏すずみ」⑨
●空芯菜⑧
●モロッコインゲン「シュガーグリーン」⑤
●モロヘイヤ④
●賀茂ナス②
●水なす「美男」②
●米ナス「くろわし」⑤
●博多大長ナス②
●ふわとろ白ナス④
●イタリアナス「カプリス」③
●焼きナス「とろとろステーキナス」①
●ケール「ジューシーグリーン」②
●サラダカボチャ「コリンキー」①
●ピーマン「バナナクリーム」②
●万願寺とうがらし②
●子供ピーマン「ピー太郎」②
●オクラ「ダビデの星」②
●バターナッツ②
●ミニ冬瓜「姫冬瓜」②

コラムの続き
皆さんからの御意見をお願いした所、「よくわからないが化学肥料の追肥の使用もやむを得ない」と「できれば化学肥料は使わないでほしい」との意見に分かれました。
私自身としては、化学肥料を積極的に使いたい訳ではなく、作業効率の観点から良い方法がないかと悩んでいる所ですが、「できれば化学肥料は使わないでほしい」との意見が複数あることから、これまで通り有機肥料栽培を目指してみたいと考えます。

20230725

20230725

本日の出荷情報をお知らせいたします。
●ケール「ジューシーグリーン」②
●大葉シソ⑩
●ズッキーニ「ダークヤングマン」②
●賀茂ナス②
●水なす「美男」①
●米ナス「くろわし」②
●イタリアナス「カプリス」②
●焼きナス「とろとろステーキナス」①
●ピーマン「バナナクリーム」①
●万願寺とうがらし①
●キュウリ「デコQ」④
●サラダ空芯菜「なつサラダ」②
●ジャガイモ「北海黄金」①
●バターナッツ②
●ミニ冬瓜「姫冬瓜」②

コラムの続き
降雨の有無に関わらず有機肥料の効果を高めるためには油粕を土壌中に混和する必要があり、スコップで根切りをしながら施与するとさらに効果が高まります。
課題は「作業効率」で、土壌表面への散布の10倍以上の作業時間を要します。
毎年梅雨明け後は2週間以上雨が降らないため、猛暑の中で地道にスコップで根切りをしながら油粕を一株ごとに与える作業を行っています。これを怠るとナスやトマトなどは収穫量が激減するのに加えて、生育の低下と共に害虫や病気の発生が急増し始めます。
(続く)

20230724

20230724

本日の出荷情報をお知らせいたします。
●大葉シソ⑩
●キュウリ「夏すずみ」②
●キュウリ「デコQ」⑤
●トマト「ほれまる」④
●空芯菜④
●賀茂ナス②
●水なす「美男」①
●米ナス「くろわし」③
●白ナス「ふわとろ白ナス」②
●イタリアナス「カプリス」①
●焼きナス「とろとろステーキナス」①
●ケール「ジューシーグリーン」③
●ズッキーニ「ダークヤングマン」③
●モロッコインゲン「シュガーグリーン」②
●ピーマン「タネなっぴー」①
●オクラ「ダビデの星」①
●バターナッツ②
●ミニ冬瓜「姫冬瓜」①

コラムの続き
★追肥としての有機肥料
福井農園では土壌改良資材として完熟堆肥を標準の2倍施用すると共に、発酵鶏糞を基肥として畝立て時に混和しています。当然土壌微生物は豊富で、通常の葉菜類は追肥をほとんど要としません。これに対して栽培期間が数ヵ月に及ぶ果菜類などでは定期的な追肥を必要とし、油粕を使用しています。
有機肥料を追肥に用いる場合には微生物による分解が不可欠なため一定の水分が必要で、地表面に散布した場合には降雨がないと全く効果が出ません。
(続く)

20230720

20230720

本日の出荷情報をお知らせいたします。
●大葉シソ⑩
●キュウリ「デコQ」⑤
●夏ミョウガ③
●モロッコインゲン「シュガーグリーン」③
●賀茂ナス③
●白ナス「ふわとろ白ナス」②
●サラダカボチャ「コリンキー」①
●米ナス「くろわし」①
●イタリアナス「カプリス」①
●焼きナス「とろとろステーキナス」①
●ピーマン「タネなっぴー」①
●キュウリ「夏すずみ」①
●バターナッツ①

コラムの続き
★過剰施肥による硝酸蓄積
以前のコラムにも書いたように、硝酸態窒素を過剰に施肥すると植物体内に硝酸イオンが蓄積します。硝酸イオンは体内で亜硝酸に変わり、メトヘモグロビン症や発がん物質のニトロソアミンが作られます。この事は有機肥料であっても化学肥料であっても同様で、過剰な硝酸態窒素の施与が原因です。
安心安全で美味しい野菜の提供を考えると、的確な肥料設計のもとでの野菜栽培が不可欠だと考えています。この観点から追肥については肥料効果が計算できる化学肥料の方が適しているのではと考えています。
御意見をお聞かせください。