20240206

20240206

本日の出荷情報をお知らせいたします。
●小ネギ「竹千代」④
●高菜①

【コラムの続き】
害虫の中で大きな影響を及ぼすものが「ヨトウムシ」と「アブラムシ」です。いずれも多犯性害虫(作物を問わず何でも食害する害虫)で、健全な生育をしていても関係なくヨトウムシはバリバリと葉を食べてくれますし、アブラムシは気を許すと知らない間に大繁殖し、無農薬栽培を行う上で最も注意が必要な害虫です。
「ヨトウムシ」
ハスモンヨトウ、ヨトウガ、シロイチモジヨトウ、ツマジロクサヨトウなどの総称で、多食性でイネ科以外の植物は何でも食害します。一度に数十~数百個の卵を産み、夜間に活動することから「夜盗虫」と言われます。5~6回の脱皮を繰り返して土中で蛹になり、羽化して数㎝の蛾になります。親の蛾も幼虫も光が苦手で、もっぱら夜間に活動します。終令幼虫は数㎝と大きく、昼間は土中に潜っているため殺虫剤が効きにくく、卵から羽化直後の幼虫の段階で防除する必要があり、難防除害虫の一つです。春と秋に大繁殖するため、葉菜類が食害され、一晩でレタス1枚を食べ尽くします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です